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小学6年生の算数は何が難しい?文字と式・比と割合・図形を家庭学習で仕上げるコツと無料プリント活用

小学6年生の算数は、内容そのものが増えるだけでなく、「考え方の型」を使い分ける場面が一気に増えると思います。
とくに、文字と式(xやy)、比と割合、図形の性質、体積などは、暗記だけでは進みにくく、理解の浅さが目立ちやすいです。
さらに中学受験を意識すると、学校内容の確認と受験算数の橋渡しを同時にしたくなり、家庭学習が散らかりがちになります。
この記事では、小学6年生でつまずきやすい単元を整理しながら、家庭での復習の順番、プリントや問題集の使い方、文章問題への対応までまとめます。

小学6年生の算数で増える「抽象」と「整理」を先に理解する

文字と式は「わからないものを置く」練習だと考える

xやyが出てくると、急に数学っぽく感じてしまい、苦手意識が出やすいと思います。
ただ、文字は「まだ決まっていない数」を一時的に置く道具なので、特別な計算が増えるわけではありません。
家庭では、文章を短い式にする練習を少しずつ重ねると、抵抗感が下がりやすいです。

比と割合は「全体を決める」「比べる相手を決める」が核になる

比・割合・パーセントは、計算よりも「何を基準にするか」を決めるところが難しいと感じます。
同じ数字でも、全体が変われば意味が変わるので、読み違いが起きやすいです。
ここは全体(もと)を先に決める癖をつけると、文章問題が安定します。

図形は「性質→作図→面積・体積」の流れで固める

6年生の図形は、対称な図形(線対称・点対称)や拡大図と縮図など、性質の理解が前提になります。
性質が曖昧だと、作図や面積・体積の応用で手が止まりやすいです。
家庭では、問題演習の前に条件を言葉で説明できるかをチェックすると良いと思います。

場合の数・組み合わせは「順序よく整理」ができるかが勝負

並べ方と組み合わせ、場合の数は、計算よりも考え方の筋道が問われます。
行き当たりばったりで書くと漏れが出るので、慣れるまで時間がかかりやすいです。
表や樹形図で整理する型を覚えると、安定して解けるようになりやすいです。

つまずきやすい単元:文字と式・比と割合・文章問題

文字と式は「式の意味が読めない」と一気に崩れやすい

xを使った式が作れても、「その式が何を表すか」を説明できないと、文章問題で迷子になりやすいです。
家庭では、式を書いたら終わりではなく、式を日本語に戻す練習が効くと思います。
短い問題で、往復(文→式→文)を繰り返すのが現実的です。

割合は「○%引き」「増えた分」など言い回しで混乱しやすい

割合の文章問題は、言い回しが原因で取り違えが起きがちです。
「○%増えた」「○%になった」「○%引き」の違いが曖昧だと、同じパーセントでも計算が変わります。
ここは、式の前に何が全体で、何が比べる量かを書き出すだけでもミスが減ります。

比は「比の値」と「比そのもの」を混同しやすい

比は a:b という形に慣れていないと、「どっちを割るのか」で迷いやすいです。
また、比の値(a÷b)と、比(a:b)を混同して答え方を間違えることもあります。
家庭では、答えが比なのか、数(比の値)なのかを先に確認するのが大切だと考えます。

文章問題が難しいと感じたら「図・線分図・表」のどれで整理するか決める

6年生の文章問題は、条件が多く、頭の中だけで処理しようとすると苦しくなります。
どんな問題でも、とりあえず線分図、ではなく、内容に合わせて図・表・線分図を選ぶほうが楽だと思います。
整理の型を先に決めると、解き始めのスピードも上がりやすいです。

家庭学習の進め方:教科書・プリント・問題集の使い分け

教科書は「例題の書き方」をそのまま真似すると安定する

6年生は、解き方の自由度が上がる分、自己流の書き方が増えてミスが出やすい印象です。
教科書の例題は、式の立て方や途中式の流れが整理されているので、家庭では同じ順番で書く練習が向いています。
とくに文字と式や割合は、途中の整理が命だと思います。

プリントやPDFは「単元を一つに絞って」短期集中で回す

検索でもプリント需要が強いように、演習で定着させたい家庭は多いと思います。
ただ、あれもこれもと手を出すと消化不良になりやすいので、まずは文字と式だけ、次の週は比だけ、というように単元を固定すると続きます。
解けたかどうかより、同じ型で再現できるかを重視すると、伸びが分かりやすいです。

問題集は「基本→標準→応用」を混ぜずに、段階で進める

問題集は、ページを進めるほど難しくなる構成が多く、途中から急に止まりがちです。
家庭では、応用に突っ込む前に、基本と標準でミスが減る状態を作ったほうが結果的に早いと思います。
応用は量よりも、1問を丁寧に復習して型を残すほうが効率的です。

ドリルは「毎日短く」で計算力と自信をつなぐ

6年生でも計算ミスは得点を大きく削ります。
とはいえ、長時間の計算練習は続きにくいので、ドリルは5〜10分だけの枠で毎日回すのが現実的です。
短くても毎日触れると、文章問題の計算部分での不安が減ると思います。

中学受験を見据えた仕上げ:図形・体積・前学年の穴をどう扱うか

図形問題は「条件の読み落とし」を防ぐだけで得点が伸びやすい

図形は、ひらめきよりも条件整理で差がつきやすい分野だと思います。
対称や拡大図と縮図などは、問題文の条件が答えに直結するので、読み落としが痛いです。
家庭では、解く前に条件に下線を引き、図に写す作業を徹底すると安定します。

体積は「底面積×高さ」の意味が分かると一気に楽になる

角柱や円柱の体積は公式で解けますが、丸暗記だと応用で詰まりやすいです。
底面積が何か、どこが高さかを図で確認できると、円柱でも角柱でも同じ考え方で進められます。
式の意味を言葉で説明できるかが、家庭学習のチェックポイントになりやすいです。

4年生・3年生の土台が不安なら「戻る勇気」が結果的に近道になる

6年生で伸び悩む原因が、割合の前提になる分数・小数、図形の基本、わり算の精度など、前学年にあることも多いです。
先へ進むほど不安が増えるなら、いったん戻って穴を埋めるほうが早いと感じます。
前学年の整理は、以下の記事も参考になると思います。

小学4年生の算数が難しくなる原因はここ!概数・面積・分数を家庭学習で固める方法

小学3年生の算数でつまずかない!学習内容(わり算・分数・小数・図形)と家庭学習の進め方

小学2年生の算数|「時刻・長さ・かさ」と筆算・九九を家庭で伸ばす設計図(中学受験を見据えた親の伴走術)

直前期は「新しい問題」より「復習の回し方」を整える

受験が近づくほど、新しい問題に手を出したくなりますが、実際は復習の質が点数に直結しやすいです。
間違えた問題を単元に戻し、同タイプを2〜3問だけ解き直して、できたら次へ進む。
小さな復習ループを回せると、最後の伸びにつながると思います。

まとめ

小学6年生の算数は、文字と式、比と割合、図形、体積、場合の数など、抽象度が上がり「整理して考える力」が求められる学年だと思います。
つまずきやすいのは、式の意味が読めない、全体(もと)が決められない、比と比の値の混同、条件整理不足など、理解と手順が絡む部分です。
家庭学習では、教科書の例題で書き方を固定し、プリントは単元を一つに絞って短期集中、問題集は段階を混ぜずに進めると安定しやすいと考えます。
前学年の土台に不安があれば戻って穴を埋め、直前期は復習の小さなループを回すことが得点につながりやすいです。

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